リアルな夢
電車の中にいた。
車内は満員で、学校が、終わった高校生たちで
溢れかえっていた。
まもなく 東村山駅 乗り過ごさないように気をつけていたつもりが、
気がつくと平戸駅に着いていた。
慌てて降りる僕
駅を降りて、駅の名前の看板を見ると
どうやら一駅乗り過ごしたみたいだ。
歩ける距離か、Googleマップで検索してみると
なんとか行けそうだ。東村山駅まで戻って、バスに乗る予定だ。
線路沿いに歩けば近そうだが、ぐるっと住宅街まで迂回しないといけないみたいだ。
仕方なく歩く僕。
平戸駅の近くには 『まんがい』という、うどん、蕎麦屋さんがあったが、今日は閉まってるらしい。店内が真っくら。
店休日か、、、 しばらく歩くと雨が降ってきた。
ポツ、ポツ、
こりゃ、本降りになる前に、さっきのうどん屋に戻るか、進むか決めないとな。
すると、すれちがったおじさんが
べロンが来るぞと言っていた。
ベロンとは人間の舌のことで、舌が口の中にベロンと戻ることから転じて、
電車の逆向きの路線がすぐ来ることを意味するらしい。
あっしまった。駅で待ってればよかった。
急いで戻る僕。しかし無情にも東村山駅に向かう電車は行ってしまった。
クソ、雨にも濡れるし最悪だぜ。